2012.01.01 Sunday
生けるひとと死せるひとへ

自分は生きているからって、うっかり勝ち誇ったりしてる
場合じゃないって、超なまけもののぼくでも思った。
売り上げが伸びたからって、浮かれるのもなんか違う。
仕事1個取れば、代わりにだれかが1個なくしてるかもしれない。
生きてるって、そんなにも、エラかないんだな。
だれだって、明日死んだひとになる可能性があるのは同じだし
今日涙した小説を書いたひとは、もう死んでるのかもしれない。
考えれば、いまはもう死んでいるひとたちが残した物ばかりに
囲まれて支えられて生きてるんだね。
ビル・ゲイツは生きてるったって、彼がそれ全部作ったわけじゃない。
沿岸で、ここから下に家を建てるなって札を立てたのは、
もう何代も何代も前のひとだったっていうじゃないか。
いま生きているひとにも、もう命を終えたひとにも、おめでとうって言える
ソサイエティーの1ピースになりたい。
みんなが手を取り合えば東北も日本も支えられると
思った、あのときの気持ちを忘れずにいたい。
サバイバルとか、耐え忍ぶとかじゃなく。
だって、競争とか、言うこと聞かなきゃ切るとか、そういうの、
疲れない?
なんとかの会のどっかの市長みたいなの… ともかく、
ぼくには、なんか合わないや。
世界はすべて、関係でできている ってことも、
忘れずにいつつ… かな…
JUGEMテーマ:アート・デザイン